JICTF

<2007年度全国大会>

2008年1月23日更新


試合結果

日本社会人テニス連盟主催『第21回(2007年度)JICTF全国社会人テニス選手権大会』は、 11月17日(土)・18日(日)の二日間、前回と同じ会場=兵庫県加西市「アオノテニスクラブ」 において、全国七地域から14地域代表チームが参加して、開催され、初出場の川口市役所が初優勝しました。 大会は、本戦をトーナメント方式で、1回戦8ドロー、4回戦が優勝決定戦、3回戦までの敗者チ ームは、コンソレーション・マッチ&総合順位決定戦を行う方式で実施。室内コート4面を含む計2 0面のコートの全面施設利用の提供を得、参加各チームの大会運営への協力を得て、第一日は好天に 恵まれ、第二日は午後若干の強風が吹き、曇りとなったが、予定の対戦を全て消化、二日間の大会 を無事終了した。
 大会には、川口市役所(関東第一代表)、オーエスジー梶i東海第二代表)、三菱化学梶E水島 (中国第一代表)、フンドーキン醤油梶i北九州第一代表)、東京エレクトロン九州梶i南九州第二代 表)の5チームが初出場、多数回出場は、潟潤[ルド(関西第一代表)が17年連続19回目、兜汢ェ 銀行(北九州第二代表)が16回目の出場、褐F本ファミリー銀行(南九州第一代表)が9年連続10 回目の出場。
本戦1回戦は、ワールド/関西電力が不戦勝、セイコーエプソン/熊本ファミリー銀行/三菱電機・ 中部/近畿コカ・コーラボトリング/川口市役所/フンドーキン醤油の計8チームが2回戦に進んだ。 2回戦では、ワールド/熊本ファミリー銀行/川口市役所/関西電力の4チームが勝ち残り、4強。 準決勝は、ワールド対熊本ファミリー銀行、川口市役所対関西電力の対戦となったが、ワールドと川 口市役所が、それぞれ、4−1、3−2と勝ち、決勝は、下馬評通り、ワールド対川口市役所の対戦 となった。
 決勝は、常勝ワールドに対し、「テニス日本リーグ」出場経験を持つ初出場の川口市役所が如何に 闘うかが注目された。複No.1をワールド、複No.2を川口市役所がそれぞれ取って星を分け、 No.3が6−6までシーソーゲームを展開、続く2ゲームをどちらもデュース後川口市役所が制し、 複は、2対1で川口市役所がリード。ワールドは、単を二つとも取らなければ、優勝出来ない苦しい 立場に追い込まれた。
単は、NO.1、No.2とも好ゲームを展開。No.1は、ワールド・小原龍二選手が1−5の 劣勢から大逆転を演じ、川口市役所・高頭飛羽生(タカトウ・ヒュウガ)選手を8−5で倒し、優勝 は、同時進行中で追いつ追われつの激戦を展開していたNo.2の、ワールド・角田博幸選手対川口 市役所・片桐憲作選手の結果に懸かってきた。6−6の後、デュース後片桐選手が取り、7−6、続 くゲームもデュース後片桐選手が取り、遂にさしもの激戦に決着が付いた。複のNo.3、単のNo. 1、No.2は、真に見応えのある試合であった。
 この結果、川口市役所が、初出場・初優勝の快挙を達成。対して、ワールドは、真に痛い敗戦を喫 し、15度目の優勝・12年連続優勝の偉業達成を逸してしまった。川口市役所の優勝により、大会 優勝旗は初めて関東へ渡り、次回は、関東地域が大会出場権3枠を得ることが決まった。関東地域に は、喜ばしい川口市役所の優勝となった。
今回の大会は、初出場のチームが5チームもあったこと、初出場のチームが初優勝を果たしたこと、 懇親パーティでの初の鍋料理が大層美味であったこと、などで、社会人の全国テニス大会として「三 つ☆」の大会であるという大方の評価を得たように思われます。
 本戦トーナメント/本戦外のチーム対戦結果/各チーム対戦の個別結果及び総合成績順位は、 添付別紙の通り。
 遠路全国各地から大会に参加された各地域代表チームの選手、役員、応援の皆様、ご苦労様でした。 又、ご協力有難うございました。ご後援、ご協賛戴きました各方面の皆様に、この場を借り、厚く御 礼申し上げます。誠に有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
表彰式の様子
出場選手全員
優勝:川口市役所の皆さん
準優勝:ワールドの皆さん
3位:関西電力の皆さん