JICTF

<2008年度全国大会>

2008年12月29日更新


試合結果

日本社会人テニス連盟主催『第22回(2008年度)JICTF全国社会人テニス選手権大会』は、 11月15日(土)・16日(日)の二日間、前回と同じ会場=兵庫県加西市「アオノテニスクラブ」 において、全国七地域から14地域代表チームが参加して、開催致しました。 大会は、本戦をトーナメント方式で、1回戦チーム対戦6、4回戦が優勝決定戦、3回戦までの敗 者チームは、コンソレーション・マッチ&総合順位決定戦を行う方式で実施。室内コート4面を含む 計20面のコートの全面施設利用の提供を得、参加各チームの大会運営への協力を得て、第一日は好 天に恵まれたが、第二日は夜来の雨でアウトドアの16面全面が開始予定の午前9時には使用出来ず、 本戦準決勝2チーム対戦を優先してインドアで実施することから開始、しかし10時頃から雨の心配 が無くなり、森明彦競技委員長の決断により、参加チーム選手全員によるコートの水溜り除去作業を 敢行、作業が首尾良く完了後、アウトドアの13面が使用可能となり、残りの3面も午後には使用可 能となって、予定の対戦を(エキジビション1のみを除いて)全て実施することが出来ました。この 水溜り除去作業に快く従って下さった参加選手の皆さんに心より感謝したいと思います。本当に有難 うございました。誠に社会人テニスプレーヤーの真髄を見た観がありました。
 大会には、初出場のチームは一つも無く、2回目の参加チームが14チーム中6チーム〔=川口市 役所・全日空システム企画梶E三菱化学且l日市・三菱化学叶島・フンドーキン醤油・東京エレク トロン九州梶lあった。多数回出場は、潟潤[ルドが18年連続20回目、兜汢ェ銀行が17回目の出 場、褐F本ファミリー銀行(南九州第一代表)が10年連続11回目。
本戦1回戦は、川口市役所/ワールドが不戦勝、三菱電機梶E中部、兜汢ェ銀行、関西電力梶Aフ ンドーキン醤油梶A三菱化学梶E四日市、三菱重工業梶E中国の6チームが2回戦に勝ち上がった。
2回戦では、川口市役所、関西電力梶A三菱化学梶E四日市、潟潤[ルドの4チームが勝ち残り、 4強。準決勝は、川口市役所対関西電力梶A三菱化学梶E四日市対潟潤[ルドの対戦となったが、川 口市役所と潟潤[ルドが、それぞれ、3−2、4−1、で勝ち、決勝は、下馬評通り、昨年と同じく、 川口市役所対潟潤[ルドの対戦となった。
 決勝は、昨年、常勝ワールドが初めて苦杯を喫し、10年連続&15回目の優勝を逃した相手の川 口市役所に対し、如何に闘うかが注目された。複No.3を川口市役所、複No.2を潟潤[ルドが それぞれ取って星を分け、No.1が接戦を展開、川口市役所が6−7の時、デュースを繰り返す中 一度7−7と追い付くチャンスがあったが、これをものに出来ず、最後は潟潤[ルドの湯浅健史選手 が余り打っていなかったセンターラインへサーヴを叩き込み、このサーヴゲームを押し切って取り、 複を2対1で潟潤[ルドがリード。川口市役所は、単を二つとも取らなければ、優勝出来ない苦しい 立場に追い込まれた。これで、状況は、昨年度とは、全く逆の形でなった。このゲームを川口市役所 が追い付いて取っていれば、形勢は判らなくなったであろう。
単は、ワールド鰍mO.1小原龍二選手が気迫の籠ったプレーを展開し、昨年激戦を展開した相手 である川口市役所・高頭飛羽我(タカトウ・ヒュウガ)選手を圧倒、8−2で勝利し、潟潤[ルドが これにより勝利を決定、昨年の雪辱を果した。潟潤[ルドは、22回を数える大会の中で15回目の 優勝。この潟潤[ルドの優勝により、次回は、関西地域が大会出場権3枠を得ることが決まり、関西 地域には朗報となった。
 今回の大会でも、第一日試合後に、懇親パーティにおいて参加全チームの選手が一堂に会し、アオ ノスポーツホテルご自慢の鍋料理を囲み、社会人テニスプレーヤーの交流を楽しむことが出来ました。 社会人のテニス大会は、試合での対戦ばかりでなく、こうした交流にも大きな意義があることをこと を強調しておきたいところであります。
本戦トーナメント/本戦外のチーム対戦結果/各チーム対戦の個別結果及び総合成績順位は、 添付別紙の通りであります。
遠路全国各地から大会に参加された各地域代表チームの選手、役員、応援の皆様、ご苦労様でした。 又、ご協力有難うございました。ご後援、ご協賛戴きました各方面の皆様に、この場を借り、厚く御 礼申し上げます。誠に有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
開会式の様子
出場選手全員
優勝:ワールドの皆さん
準優勝:川口市役所の皆さん
3位:三菱化学・四日市の皆さん